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人生100年時代:理想の寿命とは!

2022-02-25

人生100年時代と言われていますが、令和3年版厚生労働白書では、日本人の平均寿命と健康寿命の差は、女性が12.07年(87.45-75.38年)、男性が8.73年(81.41-72.68年)と報告されています。

この平均寿命と健康寿命の差の期間は、寝たきりや介護が必要な期間を意味していて、あくまでも平均値ではありますが、多くの日本人はこれだけ長い期間、寝たきりや介護を必要として生きてきている、ということを示しています。

日本における寝たきりの人数はアメリカの5倍、スウエーデンの10倍とも言われています。

「寝たきりや介護を受けながら、10年間も生きたくはない!!」

これは私だけではなく、誰もが願うことだと思います。

昔から、「ピンピンコロリ」が理想的な生き方だね、と良く言われていますが、

このような生き方ができた人は、決して多くはありません。

2019年の国民生活調査では、介護が必要となった主な原因は、認知症、脳血管疾患、高齢による衰弱、骨折・転倒が上位を占めており、その背景には何らかの病気が起因しています。

寝たきりや介護を受けざるを得ない理由は、人それぞれの事情があるとは思いますが、私たちの日常生活を少しでも工夫することで、その背景にある病気の予防をすることはできると私は考えています。 そして、これらの病気の原因となり得る生活習慣としては、ストレス、食事、睡眠、運動などがとても重要であり、このコラムでは、これらに関する情報や私の意見を伝えていきたいと思います。

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