【現地語での挨拶とゆとりあるスケジュール】
2025-10-31

多くの海外旅行客が日本に押し寄せてきていて、人気のあるところはどこも海外旅行客で賑わっていることが話題になっていますが、確かに海外旅行客からいろいろと尋ねられる機会も増えてきたように感じます。
コミュニケーションは英語で話しかけられることが多いのですが、そんな時に「こんにちは」とか「ありがとう」とか片言の日本語でも一生懸命に現地の言葉で話そうと努力している人との会話は、それだけでも何となく嬉しく心温まる気持ちになるものです。
私は、長い間外資系の会社にいたので、社長は外国人であることが多かったのですが、一切日本語は話さず英語しか話さない人もいれば、挨拶や日常会話は日本語を話そうと努力する人もいて、やはり現地の言葉を話そうと努力している人の方が好感をもつことができましたし、信頼関係を築きやすいと感じました。
そんな経験もあって、海外に行く時などは、英語での会話が中心にならざるを得ませんが、挨拶だけは現地の言葉で、できるだけ「こんにちは」とか「ありがとう」といった程度のことは、現地の言葉で、そして相手の目を見て伝えるように心がけています。
たった一言、現地の言葉で挨拶するだけでも、相手との心の距離をぐっと縮めてくれる「魔法の言葉」になるのだと思います。
今年の5月に妻と一緒にパリとグラナダ、バルセロナに行ったのですが、妻がヨーロッパは初めてだったので、各名所を体験させてあげたいと思って、過密なスケジュールを組んでしまいました。
自分なりにはゆとりをもってスケジュールを組んだつもりではあったのですが、妻としては常に時間に追われるような感じになってしまったようで、ゆっくりと観光名所での街中散策やショッピングを楽しめる余裕はなかったとのことでした。
思い出に残る経験をするためには、ただ単に名所を見学するだけではなく、現地の人々とのふれあい経験が大事だと思います。そのためにも、旅行のスケジュールはゆとりをもって、現地の人々とコミュニケーションをする時間を作ることも大切だと思います。
来月は、シンガポール、ドバイ、アブダビに家族で行く予定ですが、砂漠の中でのテント生活も体験してきたいと思っています。
その際には「現地語での挨拶とゆとりあるスケジュール」は、旅行の際のキーワードとして、思い出に残る体験を沢山してきたいと思っています。
