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【自立した生活のためには運動習慣の死守が必要】 

2025-12-01

高齢者が人生を楽しく有意義に暮らすためには、健康寿命をできる限り伸ばすことが大切です。言い換えれば、人生の終盤の10〜20年を寝て過ごすか、一生自立した生活を続けることができるかということで、人生は大きく変わってしまします。いくらお金があっても寝たきりでは楽しい人生を送ることはできません。

こうした加齢に伴う心身や環境変化の中で、私が最も大切に思っていることは、先のコラムでも触れたように、歩く機能が衰えないように予防することです。

筋肉は1年に1%ずつ減っていくと言われています。特に下肢の筋肉は減りやすく、筋肉量のピークは20歳頃で、そこから1年に1%ずつ筋肉が減っていくと、50歳には30%減り、70歳では半分になってしまうことになります。

しかし実際は、70歳でも体力のある人とない人がいるわけで、それは、筋肉は何歳になっても鍛えることによって筋肉量は増えて筋力も高まることがわかっていて、体力のある人は、筋トレも含めてアクティブな生活をしているからです。

堀江貴文氏(ホリエモン)も最近出した本「体力が9割」の中で、「仕事もプライベートも充実させたいなら一に運動、二に運動」と力説しています。

行動力、判断力、突破力、継続力といった“成功するために必要な能力”の前提には、体力があり、成功を導く最大のカギは、知識でもスキルでも人脈でもなく、味方につけるべきは「体力」だといいます。

「運動する暇がない」という人が多いのですが、運動は時間があるからやるのではなく、時間を工面するだけの価値があります。ホリエモンは、どれだけ仕事が立て込んでいても運動を怠らず、無理やりでもスケジュールを空けて譲れない聖域だとも強調しています。

 また、僕は一生、運動習慣を死守する。運動は生きることと同義で、あなたの人生のクオリティを決定づけるのである、とも言い切っています。

晩年の運命を分ける重要なポイントは「筋肉の低下」を予防するために運動を習慣化して、いくつになっても継続し続けることだと思います。

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