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【自粛生活が緩和されてきてはいますが! その2】

2022-09-24

20年以上も透析を続けている68歳の友人がいて、昨年から発熱やシャント周りの炎症、コロナ関係等で4回も入院しているのですが、現在も現役で仕事を続けています。

一般的に、高齢者の長期入院は命取りになるケースも多く、その友人は相当な努力でリハビリをして、都度、何とか回復を繰り返しながら通勤を続けています。

彼が、その都度回復ができているのは、リハビリの努力の背景には、

1.今もなお現役で仕事を続けていること、

2.いろいろな種類のコミュニティーを持っていること、

3.何事にも興味を持ってチャレンジしていること、

4.奥様のサポートと栄養管理、

5.そして、リハビリを兼ねた毎日の散歩を楽しみながら行っていること

などが、回復への原動力になっているのだと思っています。

直近では、コロナ濃厚接触者になったことから7日間の自宅待機を強いられたとのことで、

透析病院のルールなのでやむを得ないとは思いますが、コロナの初期で未知の状態ならともかく、過去2年間のデータと経験で、濃厚接触者が7日間の自宅待機の必要はないことは明らかなのに、安全・安心まで求める民族性に加えて、未だにルールを簡単に変えられない日本社会は、とても困ったものだと思っています。

情報がコントロールされているので、明らかではありませんが、今回のコロナに伴う長期にわたる日本の自粛生活の影響は、経済面だけではなく、ヒトの精神的・身体的健康面においても影響は甚大だと思います。

この点は、今後の疫学調査等で明らかになるとは思いますが、次のパンデミックの時には、是非とも今回のデーや経験を踏まえて、臨機応変により効果的な対策を立てて頂きたいと思います。

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