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【サウナで『ととのう』ということは?】

2024-06-29

最近はサウナが人気ですが、ひと昔前は、サウナといえば、おじさんが行く場所、汚いといったネガティブなイメージが持たれていました。しかし最近では、サウナといえば日頃の疲れを癒したり、代謝アップや健康効果だけでなく、美肌効果やリラックス効果が得られる、といったポジティブなイメージを持たれるようになり、今やサウナは男性だけではなく、若い人や女性にも人気の場所になっているようです。

私の住む近くの公共施設にはサウナと露天風呂があるので、私も1年ほど前からは週に3~5日はサウナと露天風呂に入る生活を続けていて、精神的にもリラックスができて良い効果がでているように思います。

サウナの効用としては、新陳代謝のアップ、自律神経を整える、脂肪が燃えやすくなる、免疫力がアップする、身体のコリが緩和、ダイエット効果があるなどと言われています。

またサウナに入ると「ととのう」という言葉を最近は良く聞くのですが、これは、サウナと水風呂、外気浴を組み合わせることによって気持ちの良い感覚が続いて「ととのう」という状態になるということのようです。

私は、単純に自律神経のバランスが「整う」ことなのかと思っていたのですが、幸福ホルモンと言われるβ―エンドルフィンが出て副交感神経優位になり、超快感を感じて「ととのった」状態になることのようです。

日本サウナ学会の代表理事を務めていらっしゃる加藤容崇先生は、サウナに関する第一人者のようですが、著書の「医者が教えるサウナの教科書」で「ととのう」について以下のように述べています。

『ととのう』ためには正しいサウナの入り方を必ず守る必要があり、正しいサウナの入り方は「サウナ水風呂外気浴」の順番で、この流れを3-4セット行うことが理想的である。 「ととのい」とは、血中には、興奮状態の時に出るアドレナリンが残っているのに、自律神経はリラックス状態の副交感神経優位になっている稀有な状態。

ととのいイス(外気浴をする時に座るイス)に座って目を瞑り、頭がスッキリしたと感じた時に「ととのった」と感じ、独特の浮遊感と体の輪郭があいまいになるような感覚もある。

私か通っている公共施設のサウナでも水風呂と露天風呂があるので、「サウナ水風呂外気浴」の順番で数セットを熱心にやっている方がいらっしゃいますが、私は水風呂が苦手なので、サウナと露天風呂だけにしていて「ととのう」という感覚の経験はないのですが、それなりに爽快でリラックスはできています。

この「ととのう」状態は、「サウナ水風呂外気浴」の順番で数セットをやれば、誰でも簡単に体感することができるようですので、無理のない範囲で水風呂にも挑戦して、「ととのう」体験をしてみたいとは思っています。

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