【日本の世界遺産で人気No.1の屋久島】

2024-11-14

今年の８月に北アルプスの燕岳に行ったメンバーで、次はどこに行こうかと相談したところ、屋久島に行きたいと言う意見が大勢を占め、次は世界遺産の屋久島に行くことになりました。

屋久島は、私は特に興味はありませんでしたが、世界遺産になったことで観光客が急増したようです。そして、いざ行くとなると何故かアンテナが繋がって、屋久島関係の情報が次々に目に飛び込んで来るようになりました。

調べてみると、日本の世界遺産で行きたい所のNo１は、ダントツで「屋久島」だそうです。
親切なGoogleのＡＩさんも、屋久島関連の記事をタイムリーに送ってくれました。

その記事のタイトルは、
「屋久島に5カ月滞在でわかった、努力なしで人生を変える「Awe体験」の効果」で、

著者は、2年前のコロナ禍が一段落した頃に、ちょっと流行していたワーケーションを５カ月間、屋久島で試したそうです。

この著者も、屋久島は「屋久杉の巨木があって、世界自然遺産である」くらいしか事前知識はなかったようですが、屋久島では週6日はデスクワーク、週1日だけ自由行動という制限を課したようです。

自由行動の日は、もっぱら森林を探索したようですが、樹々を眺めているうちに、自分の内面に何か変化が生じているのを感じ、それが今脳科学分野で話題になっているAwe（オウ）体験であると気付いたそうです。

Awe（オウ）体験とは、山で例えれば、登山をして頂に立ち、360度に広がる空の下で他の山々の連なりや雲海を見渡して、“ちっぽけな自分”を感じるような大自然や大宇宙の悠久さや広大さを前に、自分の存在の小ささを感じる体験を言うようです。

このAwe体験をしているときは、その人の脳はとても活性化していることが多くの研究から明らかになってきていて、その効果としては
• 健康になった
• ストレスが軽減された
• 人とのつながりが強くなった
• 頭の回転が早くなった
• 想像力が豊かになった

などがあるようです。

このように、広大な大自然や大宇宙の悠久さを体験することは、単に心が洗われるとか、気分転換になるだけではなく、具体的に心身ともに良い影響があるようです。

屋久島は、樹齢数千年を超える屋久杉だけではなく、生命の神秘に触れる原始の森を探索するトレッキングコースがいくつかあるようなので、屋久島で大自然に触れてこの著者のように、是非ともAwe体験をしてきたいと思っています。