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【酒ディプロマ厳選の日本酒飲み放題】 

2024-11-30

お酒について、厚生労働省が「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」(2024年2月19日)を公表し、経済的な理由や健康意識の高まりなども加わって、今の日本社会ではお酒の消費量は減ってきているようです。

私は、お酒は料理を美味しくし、人間関係を円滑にする「社交の潤滑油」でもあると思っています。

つい先日、山仲間で忘年会をやったのですが、幹事が 「酒ディプロマ厳選・純米酒プレミア酒含む120種類以上 3時間飲み放題(土曜日は無制限)」というコースを予約してくれました。

お店は東京日本橋にある日本食の居酒屋なのですが、平日のビジネス街ということもあってか、サラリーマン風のお客で満席状態の人気で、コロナの影響はまったく感じられませんでした。

お酒は口当たりが良いため、私はついつい飲み過ぎてしまう傾向にあるのですが、3時間飲み放題で、しかも酒ディプロマが厳選した日本酒を120種類以上も置いているお店なので、楽しみでもあり、つい飲み過ぎの不安もありました。

「酒ディプロマ」というのは、日本ソムリエ協会が認定した日本酒ソムリエのようで、ワインと同様に厳しい試験をクリアした方のみに与えられる資格のようです。

そんなお店でしたので、気合いの入った女性陣たちが酒ディプロマが厳選したプレミア酒のメニューの上から順番に次から次へと注文していくため、私はその銘柄も味も良く分からないまま、ただただ彼女たちのペースについていくのが精一杯でした。

話題はお酒の銘柄や過去のお酒にまつわる失敗談、山やビジネスなど多岐に亘っていたのですが、あっという間の3時間でした。日本酒3時間飲み放題というとても危険な忘年会ではあったのですが、気の合う仲間たちとワイワイやりながら飲むお酒は、とても楽しく悪酔いしないものですね?

2014年にアメリカのオバマ大統領が来日した際に、安倍晋三元首相がオバマ大統領に日本酒をプレゼントした事も有名で、かなりインパクトがあったようですが、私も2008年にアメリカのお客様をブッシュ元大統領と小泉元首相の歴史的な「居酒屋会談」が行われた「権八 西麻布」にお連れした時、そこで飲んだ日本酒がとても美味しいと言っていたので、その銘柄の日本酒をプレゼントしたところ、とても喜んでもらった記憶があります。

日本酒は、今では海外で「SAKE」と言われて親しまれています。2013年に和食が無形文化遺産に登録されてから和食ブームが起きて、日本酒の評価はどんどん上がっています。それと同時に輸出量もどんどん増えていて、世界で日本酒は大きく盛り上がっているようです。

日本酒の美味しさに惹かれて、酒蔵の見学や日本酒を飲むことを目的として海外から日本へ旅行にくる人も増えているようですので、外国人観光客が日本に大勢来ている中、居酒屋にも押し寄せてくる時代は、そう遠くはないかも知れません。

お手頃な値段で、「酒ディプロマ厳選・純米酒プレミア酒含む120種類以上 3時間飲み放題」というような贅沢は、これからはできなくなるかも知れませんね。

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