apc株式会社

APC株式会社

【白神山地と青森ねぶた祭】

2025-08-15

山仲間で今年3月の屋久島に続いて世界遺産の白神山地に8月1日から行ってきました。

丁度8月2日から「青森ねぶた祭」が開催されていたので、白神山地の後に青森に行って、跳人(はねと)としてねぶた祭に参加してきました。

行きは秋田から人気観光列車のリゾートしらかみ号に乗って日本海の絶景を眺めながら十二湖駅で下車し、アオーネ白神十二湖に宿泊して翌日に十二湖の散策をしました。

散策中、地元の方で山菜を採取している方とお会いし、白神山地が世界自然遺産に認定された理由や、この辺は湿気が多いので川が無くても地わさびが生えていると言って地わさびを取ってくれたり、最近はこの辺でもマダニが出るようになって、刺されて死亡した例もあるので、長袖・長ズボンを着用してマダニに噛まれないような対策が必要で、もし刺された場合は、直ぐに医療機関に行って処置をしてもらうよう注意をしてくれました。

また最近、ヨシダナギさんという少数民族の写真家が白神山地に来て、3日間自分がマタギの写真モデルを頼まれ、その写真が雑誌TRANSITに掲載されたと言ってとても自慢げに自分が掲載された写真を見せてくれました。

いろいろ詳しく聞いてみると、この方は実際に山に入って猟もしている正真正銘のマタギで、白神山地のガイドもしているという方だそうで、我々は偶然にもこの方にお会いし、一緒に山に登りながらいろいろなお話を聞くことができました。

その日の夜は、近くの不老ふ死温泉に宿泊したのですが、この宿には、「一生に一度は入りたい! 海岸と一体化した露天風呂」と銘打った秘湯ファンに人気の波打ち際の露天風呂があって、混浴とのことなので、私はついつい2回も入ってしまいました。海に沈む夕日を眺めながらの混浴露天風呂は最高でした。

翌日はリゾートしらかみ号で日本海の絶景を眺めながら青森に入り、ねぶた祭を堪能してきました。収容人数約2400名の米国豪華客船が青森港に停泊していて、大勢の外国人もねぶた祭を見学に来ていました。

ねぶた祭は、ハネト衣装(正装)を着用すれば、誰でも自由にねぶた団体に合流して参加できるとのことでしたので、ハネト衣装(正装)を着用して3団体に参加しました。特に盛り上がったのは、若手ばかりの活気あるグループで、女性が6割、男性が4割だったので、ついつい興奮して、直ぐにトランス状態になってしまいました。

今回は、白神山地で偶然にマタギの方と出会ったり、不老ふ死温泉で波打ち際の混浴露天風呂に入って海に沈む夕日を眺めたり、青森ねぶた祭でハネトの正装をして参加団体に合流して跳ねたり、非日常的な生涯記憶に残る数々の体験をすることができました。

«

»