【堀江謙一さん(83歳)太平洋単独横断成功!】
2022-06-10
海洋冒険家の堀江謙一さん(83歳)が、ヨットによる最高齢での単独無寄港太平洋横断に挑み、米国サンフランシスコから69日間かけて兵庫県の紀伊水道に到着しました。
堀江さんは、1962年の23歳の時に、兵庫県西宮市の港から米国のサンフランシスコへ、94日間かけて太平洋を単独で横断し、”太平洋ひとりぼっち”の航海は大きな注目を集めました。
もともと「チャレンジャーとして100歳で太平洋横断できたらいいな」と思っていたようで、100歳まで待ってもそのとき元気かどうか分からないので、今は若く元気なので「いまがチャンスかな」と思って今回挑戦することにしたそうです。
今回は、終盤は悪天候や黒潮の大蛇行に難航し、不眠不休の操舵が続いたそうで、「まあ、平均的に24時間勤務です」「人生、そんなこともありますよ」と笑い、「最後の2日は好天に恵まれ、何とかゴールできてラッキーでした」「僕の日頃の行いですかね」と冗談を言う余裕も見せ「今はちょっと休みたいが、2~3時間も休めば、また元気になりますよ」と語ったという。
翌日の寄港セレモニーでは、「精神と肉体を完全に燃焼させた。僕は今、青春真っただ中です」大勢の人が集まってくれたので「もっとやれと言ってくださったのだと確信しています。若輩ですが、大器晩成を目指して頑張ります」と歓迎に応えたという。
とても83歳の方が語る内容とは思えないです。
このパワーはどこから来るのかというと、目標をたててそれに向かっていくことがただ楽しいから、とのことでした。
89歳になるプロスキーヤーで冒険家の三浦雄一郎さんも、健康の秘訣は、「夢 いつまでも」とのことです。
改めて、その人なりの生きがいや楽しみを見つけることが、健康の最大の秘訣だと思いました。