【Femtech Tokyoに参加してきました】
2022-10-30
2022年10月20日(木)~22日(土)に東京ビッグサイトで開催されたFemtech(フェムテック)Tokyoに参加してきました。
フェムテックという言葉を最近よく耳にするようになりましたが、フェムテックというのは、月経管理アプリClueの創始者であるデンマーク人の女性起業家イダ・ティン氏がFemaleとTechnologyを組み合わせて名付けた造語で、昨年の新語・流行語大賞にもノミネートされ、今、急速に注目されています。
フェムテックは、女性の生理、妊娠・不妊、産後、更年期・老年期障害といった女性が直面する健康問題や悩みをテクノロジーで解決することを目指しています。
私は、この分野に知識があった訳ではなく、最近のトレンドとして動向を知っておこう的な軽い感じで、この展示会に参加したのですが、参加者は当然といえば当然なのですが、圧倒的に女性が多く、男性は肩身の狭い感じでした。
展示されている商品は、月経のための吸水ショーツや月経カップやジギーカップ、骨盤底筋ケア器具、デリケートゾーンのケア製品などの商品でした。
展示会では、各社が力を入れている商品が展示されているため、私は各商品の特徴や開発時に苦労した点などを担当者から聞くことが多いのですが、今回は男性の私が根掘り葉掘り各商品について聞くことにはそれなりの躊躇がありました。
小型のマッサージ機器らしきものがあったので、近くにいた担当者に「これは何ですか?」と尋ねたところ、詳しい者を呼んできますと言ったので、女性だったらどうしようと一瞬戸惑ったのですが、男性だったので、安心していろいろな質問ができました。その担当者も熱心に開発の経緯やその製品がいかに優れているかという点を熱弁していました。
商品開発や技術的な部分は、この領域においても男性が関わっていることが多いのかも知れませんね。
女性や男性に特有な問題や悩みは、やはり同性同士の方が気軽に会話ができるのですが、
健康問題を考える時は、男性、女性を意識し過ぎるのもどうかなとは思いましたが、このような分野では、性の壁は大きいことを実感しました。