【青春とはなんだ!】
2024-05-15
今朝のラジオで、「あなたにとっての青春とは何ですか?」という番組がありました。
多くの人は、過去の学生時代の思い出が青春だったと語る人が多かったけれど、中には、今も青春真っただ中です、という年配の方もいて、青春とは人それぞれなんだなと思いました。
この機会に、改めて「青春とはなんだ」について考えてみました。
昔、「青春とはなんだ!」という石原慎太郎の小説が映画化され、テレビでは夏木陽介と藤山陽子が主演の学園ドラマとして人気を博しました。その後、竜雷太の「これが青春だ」や「でっかい青春」、村野武範の「飛び出せ青春」、中村雅俊の「われら青春」などの青春学園シリーズが大人気となりました。
私はこれらのドラマを見るたびに、体の中から何か熱いものが沸き上がってきて、涙を流しながら見ていたものです。
友人からは、こんなにくさいドラマで良く泣けるね? と冷たく言われたものですが、何故か私は、ドラマの中に素直に溶け込んでしまって、涙がこぼれてしまうのです。
また、その後の「サラリーマン金太郎」、「半沢直樹」、「下町ロケット」などのテレビドラマを見た時や、小学校の推薦映画だった「河童の三平」や「走れメロス」を子供に見せよう映画館に行った時も、退屈で爆睡している子供の隣で、不覚にも唇を震わせてティッシュで涙を拭きながら児童映画を観ていたものです。
何でこれらのドラマを見ると、感動して涙が出てしまうのかを考えてみると、これらの物語に共通していることは、世の中の常識にとらわれずに自分が正しいと思うこと、自分がやりたいと思うことに立ち向かう姿勢やその過程にある友情や家族への愛情が描かれていて、そこに多くの人が感動を覚えるのではないかと思います。
青春とは、淡い恋を思い描く人も多いとは思いますが、私は、世の中の常識にとらわれずに、自分のやりたいことにチャレンジする意欲を持っていることだと思っています。
過去の自分を振り返ってみると、中学、高校、大学、社会人と年齢と共に環境も大きく変わってきてはいるのですが、こころの中には成長できずに大人になれない未熟な自分がずう~~といて、周りからは「馬鹿だなぁ~」とか「少しは大人になれよ」とか言われ続けていて、その点では、今でも青春を生きているように思います。
相田みつをさんの言葉に「一生勉強一生青春」という言葉があって、
私の座右の銘にしているのですが、そんな生き方を続けていきたいと思っています。