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【現代病の根源は、社会毒!!】

2022-08-18

歯に衣着せぬ発言で医学界から大反発を受けている内海聡先生は、著書「医学不要論」で、現代病の根源は社会毒だと断言しています。

社会毒とは、薬、農薬、食品添加物、遺伝子組み換え食品、環境ホルモン、毒性元素、殺虫剤、洗剤、漂白剤、プラスチック製品、電気、電磁波、工業系有害物質、住宅系有害物質、大気汚染物質、砂糖、人口甘味料などのことだそうです。

そして、これらの社会毒をなくさない限り人類に健康は訪れない、とまで言われています。内海先生の発言には共感するところがとても多いのですが、この点については、私は少し考え方が違っています。

これらの社会毒、確かに体に良くないものばかりですね。

しかし、企業の利益が優先された部分は否めないところですが、人類の英知によって長い年月をかけて研究開発されたもので、人間社会は、これらによってとても暮らしやすくなった功績は甚大だと思っています。

一方、これらの社会毒が現代病の根源だとわかってきた今の社会において、全てを排除することは困難なので、無理のない範囲でこれらの毒の吸収を避け、体に吸収した毒は排毒するという生活習慣に変えていくことが私は大事だと考えています。

薬の世界でも、近年はベネフィット-リスク バランスという考え方が取り入れられています。薬は、ある特定患者には利益があるけれども、それ以外の人や使い方によっては毒(不利益)になるわけで、利益と不利益のバランスがプラスであれば、その薬には存在価値があるという考え方です。

人類は、健康的と言われる原始時代よりは着実に生存期間は延びています。

私は、健康的と言われる原始時代の生活に戻るよりは、現代の社会毒を理解した上で、無理のない範囲で回避、排毒する生活習慣を身に着けて、便利な社会を楽しみながら生きていくことを選択したいと思っています。

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