apc株式会社

APC株式会社

【元気な長寿者は肉をよく食べる】

2023-05-15

義父が今年90歳になったので、5月の連休の時に家族が集まって卒寿のお祝い会をやりました。

孫たちは、小さい頃から義父母にとても可愛がってもらっていたので、いつも集まりがある時には最優先でスケジュールを調整してくれていますし、義父母も孫やひ孫たちと会うのがとても楽しみのようです。

今回はイタリア料理のランチで、前菜、サラダ、ピザ、パスタ、ステーキ、デザートというコースだったので、義父には少しボリュームが多かったかなと思っていたのですが、全て残すことなくペロリと食べてしまいました。

そう言えば、義父は昔から「何が食べたい?」と聞くと「ステーキが食べたい」と言っていました。「年をとったら、魚や野菜を中心としたヘルシーな食事の方が好ましい」と言われ、肉料理は敬遠されがちなので、ステーキが大好きな老人は珍しいと思っていました。

ところが、ちょっと調べてみると元気な高齢者は、肉料理が大好きな方が多いようです。

私が尊敬する医師の日野原重明先生は、2017年に105歳で亡くなる直前まで現役で活躍されておりましたが、大のステーキ好きとして知られ、100歳を超えても週に2回はステーキを食べていたそうです。

2021年に99歳で亡くなられた瀬戸内寂聴さんも、亡くなる直前までステーキをペロリとたいらげていたそうですし、同じく2021年に95歳で亡くなられた脚本家の橋田壽賀子さんもすき焼き大好きな“肉食系”だったようです。

以前このコラムでもご紹介したプロスキーヤーで登山家の三浦雄一郎さんは、今年で90歳になりますが、今でも週1~2回は300gの牛肉を食べ、月に1回は1.5kgのステーキを息子さんと2人で食べるそうです。

このように高齢でも元気に活躍している方々にはお肉が大好きな方が多いようです。

加齢とともに筋肉量はどんどん減少していくので、私も最近は意識して肉料理を食べるように心がけています。

«

»