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【ウィングフォイルを楽しむ高齢者】

2023-05-30

5月28日の日曜日は、湿気もなく適度な風もあって爽やかな日だったので、夕方に近くの彩湖の湖畔を散策しました。

いつもながら、ウインドサーフインを楽しんでいる人が大勢いたので、少し近づいて眺めていたら、2~3割程度の人のサーフボードが水面から浮いた状態で湖面を走っているではないですか?

見間違いかと思って何度も見直したのですが、間違いなく湖面からボードが浮き上がって湖面を走っています。

私は好奇心が旺盛なので、湖畔で休憩していたサーファーの中で、同じような形の帆を持っている人がいたので「水面から浮いて走っている人と浮いていない人がいるのですが、何が違うのかご存じですか?」と聞きました。

その方は、真っ黒に日焼けした顔から真っ白な歯を見せて、よくぞ聞いてくれたという嬉しそうな笑顔で私にいろいろと説明をしてくれました。

あの湖面から浮いているのは、

「ウイングフォイル」と言ってね、「ウインドサーフィン」とは全く別のものですよ。

ここ2~3年、急速に人気が出てきたもので、ウインドサーフィンより小さく軽量なので持ち運びにとても便利で、軽自動車の荷台でも運べるんですよ。

ウインドサーフィンよりは少し難しいけれど、これからやるなら初めから「ウイングフォイル」をやった方がいいですよ。操作方法は全く別だから。

そして彩湖で遊んでいるサーファーを指さして、あそこの人たちは皆老人ばかりだよ。私も定年になって時間があるので昨年からこれを始めたんだ、と真っ黒に日焼けした健康そうな顔で説明をしてくれました。

ウインドサーフィンと言えば若者のスポーツというイメージだったのですが、ここ彩湖では、ウインドサーフィンもウイングフォイルも老人のスポーツとして賑わっていました。

この「ウイングフォイル」、ちょっとネットで調べたところ、ウォータースポーツの究極の進化形とも言われているようで、まだ誕生したばかり。ギアもテクニックも進化の途中らしいです。2024年のパリ五輪では、ウインドサーフィン・カイトサーフィン共にフォイルを使って競技を行うことが決定しているようです。

このような最新のスポーツにチャレンジするのは常に若者と思ってはいたのですが、最近の老人も負けてはいないのですね!

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