【ゴミ焼却エネルギーの活用】
2023-07-29
全ての企業が持続的に発展するために、持続可能な開発目標(SDGs)が国際的に合意され、各国や企業が2030年に向けて様々な取り組みがされてきています。
経済成長と技術の発展によって、世の中には手軽で便利なものがあふれ、私たちの生活は物質的に豊かで快適になりました。 その一方で、 「大量生産・大量消費・大量廃棄」 という使い捨ての社会は、毎日大量のゴミを排出しています。
日本はゴミの焼却施設が多過ぎるとの批判もありますが、焼却で発生するエネルギーを活用して、その地域への貢献をしている例もあります。
我が家の近くにある環境センターでは、ゴミの焼却で発生する熱エネルギーを利用して発電をしています。発電した電気は施設内で使用し、余剰電力は電力会社に売却しているようです。
センター内には余熱体験施設があって、施設内にはサウナ、ジャグジー、露天風呂を備えた大浴場、トレーニングジムやスタジオ、ウオーキングプール、カラオケルームなど全ての使用を含めて低料金(60歳以上の市民は100円、市外は200円)で利用ができます。
天気の良い日は、露天風呂から富士山が眺められるし、レストランからの展望も良く、お風呂上りにレストランのカウンターから夕日を眺めながらのビールは最高です。
60歳以上の高齢者には、利用料金を極めて低額に設定していて、これから益々増加していく高齢者に対して健康や癒し娯楽の観点からサポートをしていこうという自治体の姿勢を伺うことができ、地元市民としては、とても嬉しく思っています。