【自然は最強の炎症対策】
2023-11-15
山仲間で時々山に行くのですが、山に行くと何故か下界のことを忘れるため、良い気分転換になりますし、明日からのエネルギーがどこからか湧いてくるので、かれこれ50年以上も山登りを続けています。
また、海や山などに行って自然の絶景を見たりすると、何故かハイテンションになるし、自然に触れたり、例えば綺麗な富士山を眺めるだけでも、常に心が癒されるのは、私だけではなく誰もが感じることではないでしょうか? とても不思議ですね。
10万本の科学論文を読破し、600人を超える海外の学者や専門医へのインタビューを重ねながら、ヘルスケアをテーマとした執筆活動をされている鈴木祐氏は、このような「自然の癒し効果」は科学が証明していると氏の著書で述べています。
「全ての病気は、体内の炎症が原因」と言われていますが、キャンプや釣り、山登りなど、自然と触れ合う活動をすればするほど、体内の炎症が収まってくることがわかっています。
結果として、具体的には疲労が回復し、うつ病や高血圧も改善することも海外のいろいろな研究で報告がされています。
驚いたことには、森林や海の映像を見たり、川のせせらぎや風の音を聞くだけでも「自然の癒し効果」が得られるとのことです。
都会に住んでいる多くの人は、田舎や大自然にはあまり行きませんし、広い公園にも行かない人が多いと思います。
日常はなるべく時間を見つけて公園などに行ったり、休みの日には、少し遠出して大自然の中に行くようにすると「自然の癒し効果」が得られていいのではないでしょうか。
また、家やオフィスに植物を置いたり、大自然の動画を見たり、景色のポスターを張ったり、大自然の音楽を流すなどして自然を感じられるように工夫するだけでも癒しの効果が期待できそうです。
鈴木祐氏は、「自然は人類にとって最強の炎症対策である」と述べていますが、「全ての病気は体内の炎症が原因である」ことを踏まえれば、この炎症対策は、病気対策を意味しています。
私は、怪我はよくするのですが、病気をした記憶はほとんどなく、これも自然が大好きで、自然に触れる機会が多かったことが影響しているのかも知れません。