apc株式会社

APC株式会社

【日本が観光で注目される理由】

2024-01-15

昨年の1月12日、ニューヨーク・タイムズの特集記事「2023年に行くべき52か所」が発表され、1番目のロンドンに次いで2番目に東京や京都といった大観光地を差し置いて岩手県の盛岡市が選ばれたことは記憶に残っていると思います。この反響はすさまじく、国内外から観光客が一気に増えたようです。

更に今年の1月9日、同じくニューヨーク・タイムズは「2024年に行くべき52カ所」を発表し、日本からは山口市が3番目に選ばれ、「西の京都とも呼ばれ、過度な観光客に悩まされることが少ないコンパクトな都市」として紹介され、その上で、国宝の「瑠璃光寺五重塔」や昔ながらの喫茶店やおでんや鍋料理をカウンターで提供する店、それに湯田温泉などが紹介され、昨年の盛岡同様に国内外からの注目が高まることが期待されています。

東京や京都のようにそれ程知名度が高くない都市を推薦しているところが、私はとても気に入ったので、推薦者が山口を選んだ理由を調べてみました。推薦者は、Craig Mod(クレイグ・モド)氏というライター兼写真家の方で、昨年の盛岡も推薦した方でした。

Craig Mod氏は何度も山口に訪れていて、実際に山口から萩までの約40kmも歩いたそうです。そしてその後も何度か山口を訪れ、街の歴史、自然、景観、温泉、お店でのやり取り、住む人とのやり取り、食事などを体感した結果として推薦に至ったようです。

日本には、盛岡や山口だけでなく、知名度は高くなくても訪れる価値の高い所が数えきれないほど多くあります。

近年のインフレで、欧米の物価は日本の2~4倍に膨れ上がり、海外の観光客は日本の物価の安さを肌で感じることにもなるので、今後も益々日本への観光人気は高まると思います。

私も最近、コロナ下で世界全体が自粛ムードの時に、ハワイに3度訪問したのですが、物価の高さに驚き、逆に日本の物価がいかに安いのかを実感していますので、これから海外の観光客が急増して、その影響も受けて日本の物価も上昇することは容易に予想ができます。

今のうちに身近な所も含めて、まだあまり知られていない日本の訪れるべき所を訪問し、観光客の少ない中で、街の歴史を偲びつつ、自然や温泉、街の人々との会話や安くて美味しい食事などを堪能しておきたいと思っています。

«

»