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【歯も治療から予防の時代へ!】

2022-03-18

昨日、歯医者に行ってきました。

歯の掃除を約1時間もしてくれ、私の磨き方が不十分な部分や磨き方の指導もしてもらいました。

私は今まで、歯医者は虫歯になった時だけしか行かず、虫歯治療の後に簡単に歯の掃除をしてもらうだけでした。

歯は定期的に歯医者さんで見てもらって掃除もしてもらった方が良いですよ、と以前から聞いてはいたのですが、特に虫歯はないのに見てもらう必要性はまったく感じていませんでした。

しかし近年、歯と脳の老化の関係や歯を失う原因となる歯周病とアルツハイマー型認知症、血管性認知症、誤嚥性肺炎、糖尿病、動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞などの全身疾患リスクとの関係も明らかにされてきていて、歯の予防は健康寿命の延長に大きく影響するのではないかと思うようになりました。

人生100年時代を迎え、私は、60歳から100歳までの40年間という長い期間、健康寿命をいかに伸ばしていくかということをテーマにしていますが、健康寿命を延す上で、歯周病の予防は非常に大事だと、今では確信をしています。

最近の私は、歯磨きの時は普通の歯ブラシ、I型歯間ブラシSサイズとLサイズ、L型歯間ブラシ、デンタルフロスの5つを使って歯の掃除をしています。少し面倒だと思うかもしれませんが、習慣化するとちっとも面倒ではなくなり、それが当たり前となります。何でも大事だと思うことは習慣化することがストレスもなく継続できるポイントだと実感しています。

今回、私の歯磨き方法に間違いがないかをチェックしてもらうために良い歯医者さんを探していたのですが、昨日の歯医者さんはアポイントの際、「当院では、歯の掃除に1時間を要しますので、それを踏まえて予約をお願いします」と言われましたので、この歯医者は歯周病予防に力を入れていると思い予約を決めました。

80歳になっても自分の歯を20本以上保つことで国民の健康づくりに寄与することを目的にしている「8020推進財団」という団体があります。この財団の調べでは、食事が美味しいと感じている人は、平均で約20本の歯があるそうです。そして、歯の本数が減るごとに美味しく感じる人の割合が減少し、11本になると美味しくないと感じる人が増えるようです。食事は人生の大きな楽しみの一つですし、歯の予防は健康も予防できるので、まさに一挙両得ですね。

歯の世界も病気と同じく、治療から予防の時代に変わってきています。

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